香港で５月２２日、新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）の新たな感染者が１人確認された。同日の香港メディアによると、特区政府衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任は、同感染者を暫定的に地場感染に組み込んでいるが、抗体検査の結果が陽性だったことから香港に来る前にすでに感染していたとみられるため、海外からの流入ケースに組み込まれる可能性があると述べた。新たな感染者は２９歳のインドネシア人家政婦で、雇用主の自宅がある南昌匯璽に居住している。政府は２１日夜、匯璽５Ａ座と５Ｂ座を強制検査の対象にする公告を出し、８～２１日に同所に２時間以上滞在した者は２４日までに検査を受けなければならないと発表した。ＭＴＲ南昌駅の向かいには移動検査ステーションが設置され、匯璽の住民が並んで検査を受けている。
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