香港では新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行第4波が襲来しているが、これまでの新型コロナ流行と異なるところは若者が感染しても病状が急速に深刻化するところだ。12月14日付香港各紙によると、クイーン・エリザベス医院は13日、ダイヤモンドヒルの宏景花園に住む42歳の女性患者が入院から7日後の12日夜に死亡したことを明らかにした。香港で若者の新型コロナ感染者の死亡例としては3人目。特に注目されているのは、患者の生前の健康状態は良好で、初めて他の病気を患っていない若者の死亡者であることだ。医院管理局の14日の発表によると、同日さらに新型コロナ患者2人が死亡し、累計死亡者は120人となった。死亡したのは69歳と73歳の男性で、2人とも長期的に病気を患っていた。

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