天文台は１２月２０日午前１１時２０分、台風警報シグナル１を発令した。同日の香港メディアによると、香港で１２月に台風警報が発令されるのは過去４７年で初めて。強烈な熱帯低気圧「雷伊」が２０日朝に香港から８００キロメートルの圏内に入り、天文台は午前中に台風警報を出すと発表。「雷伊」は広東省沿岸部に接近しているが、次第に弱まっていくとの見通し。香港では沖合や高地では時折強い風が吹くことが予想される。「雷伊」接近に伴う影響で２０日から２１日にかけて南シナ海北部や広東省沿岸では雨模様となる見込みだ。
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