林鄭月娥・行政長官は9月10日、都会大学で講演し「第14次5カ年計画」に触れた。11日付香港各紙によると、林鄭長官は「第14次5カ年計画要綱」の中で香港が国際金融、海運、貿易センターの地位のほかに、航空、イノベーション科学技術、文化芸術などの分野でも国際センターとなることを中央が支援すると指摘した。香港はこれまで国際金融・海運・貿易センターとして機能してきたが、「第14次5カ年計画要綱」では引き続きこれらの地位の向上を支援するだけでなく、香港が国際航空ハブ、国際イノベーション科学技術センター、国際文化芸術センターとして発展することも支援すると提示されている。また「第14次5カ年計画要綱」では2カ所で香港に言及しているが、中でも特区政府に青少年の国家意識強化を要求していることを強調。香港の青年が粤港澳大湾区に進出するため、政府は国家と将来の発展に対する彼らの認識を強化する多くの措置を打ち出すことを明らかにした。

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