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香港―社会

5カ所にモジュール病院を建設

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波によって感染者が急増する中、隔離施設の増設が急務となっている。2月23日付香港各紙によると、林鄭月娥・行政長官は22日の記者会見で現在少なくとも3万人の感染者または初歩的感染者が入院または隔離施設に入るのを待っており、隔離施設の不足が深刻であることを認めた。だが中央政府の支援も下で香港の隔離施設は段階的に5万室に増えると強調。すでに進められている拡張計画とホテルの客室を借りる以外にも、特区政府発展局はすでに5カ所の用地を選定してコミュニティー隔離施設(モジュール病院)を建設し、少なくとも2万室を供給する予定だ。中でも最大の面積となるのは落馬洲河川敷に建設する施設で、ほかの2カ所の用地は民間デベロッパーが無償で提供、残り2カ所は政府用地となっている。新華社の報道では中央が建設を支援するモジュール病院のうち4カ所は元朗、新田、洪水橋、青衣で着工し、すべて稼働すれば1万4000~1万7000室の隔離施設が提供される。

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