民主派関係者26人が昨年6月4日の違法集会の後、それぞれ違法集結の開催、参加、他人の参加扇動の罪で起訴された。9月16日付香港各紙によると、香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の何俊仁・副主席、元立法会議員の梁国雄氏と朱凱迪氏ら12人は先に罪状を認め、区域法院(地裁)で15日に判決が言い渡された。裁判官は「新型コロナウイルス感染症(COVID―19)大流行によって民衆に対し重大な脅威がもたらされ、本件は公共の安全に深刻なリスクを伴った。これによって新たなウイルス流行の波が押し寄せなかったとは言っても刑事責任は減らない」と指摘。被告にはそれぞれ4~10カ月の禁固刑が下された。このうち張文光氏、麦海華氏、梁国華氏には執行猶予が認められた。何俊仁氏、陳皓桓氏、尹兆堅氏は積極的な参加や保釈の身であったことから禁固10カ月が下された。梁国雄氏、朱凱迪氏、何秀蘭氏、楊森氏は禁固6カ月となっている。
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