香港空港管理局(AAHK)は7月16日、香港国際空港の2021年6月の利用統計を発表した。6月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ11・5%増の39万9000トン。貨物取扱量が前年同期よりも増加したのは主に再輸出と輸入の伸び幅が二桁に上ったことによる。貨物取扱量は東南アジア、欧州向けの増加が最も目立った。6月の旅客数は同40・1%増の延べ8万3000人。旅客数は2019年の水準には遠く及ばないものの、前年同月比で増加したのは比較する基数が低いことによる。離着陸数は同10・9%増の1万1050便だった。一方、7月7日には2020/21年度(20年4月1日から21年3月31日)の利用統計も発表された。20/21年度の航空貨物取扱量は前年比2・0%減の460万トン。貨物取扱量が微減だったのは、貨物機の離着陸数が同24・0%増加したことにより、旅客機の減便で積載容量不足となった影響が緩和されたため。20/21年度の旅客数は同98・6%減の延べ80万人、離着陸数は同66・2%減の12万7760便だった。
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