特区政府統計処が7月21日に発表した2022年6月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比1・8%上昇した。5月の伸び率1・2%より高かった。6月の伸び率が上昇した主な原因は、政府による5月の電気代補助が6月にはほとんどなくなったことによる。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・8%で、5月の1・7%より高かった。6月のCPI伸び率は項目別では、水道・電気・ガスなど光熱費が同14・1%、衣類・履物が前年同期比5・5%、食品(外食含まず)が同4・8%、外食とテークアウトが同3・5%、交通費が2・1%、耐久消費財が同1・9%、酒とたばこが同1・6%、その他サービスが同1・2%、それぞれ上昇した。一方、住宅が同0・5%、その他商品が同0・1%下降した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。