特区政府は5月29日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の域外からの流入を防ぐための入境措置の全体的な枠組みは維持することを前提に6月1日午前零時から検査措置を微調整すると発表した。5月29日の香港メディアによると、海外地域と台湾からフライトで来港する者について、搭乗前と香港到着後のPCR検査を条件を変更。14~90日以内に感染から治癒した場合、搭乗前24時間の快速抗原検査の結果が陰性ならば来港可能。5月24日から入境者は香港到着後9日目に強制PCR検査を受けなければならない。3歳以下の児童は搭乗前48時間以内のPCR検査証明は不要となった。一方、規定違反の航空会社にフライト乗り入れを一定期間禁止する措置については、10日以内に初めて乗り入れ禁止となった路線は警告と罰金2万ドルの措置に変更し、再び規定違反があった場合に5日間の乗り入れ禁止とすることになった。
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