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香港―経済

6~8月の失業率は6.1%維持

特区政府統計処は9月17日、2020年6月~8月の失業率(速報値)を6・1%と発表した。前月発表(20年5月~7月)と同じだった。不完全就業率は前月発表より0・3ポイント上昇し3・8%となった。就業者数は約3400人増えて約364万400人。労働人口は約9300人増えて約388万8800人、失業者数は約5800人増えて約24万8300人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は、6月~8月の労働市場は引き続き厳しい状況だったと指摘し、新型コロナウイルス流行の第3波が7~8月の経済活動に影響を与えたと述べた。業種別では、小売り、ホテル、外食業を含む消費・観光業全体の失業率は前月発表よりわずかに上昇して10・9%に達しており、依然として重症急性呼吸器症候群(SARS)によるダメージを受けた2003年8~10月期よりも高い水準となっている。中でも飲食サービス業は14・4%とSARS禍後の高い水準に近い。

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