返還から２２周年を迎えた７月１日、民主派団体の民間人権陣線による７・１デモが開催された。
同日の香港メディアによると、参加者数は主催者発表で約５５万人、警察の推計でピーク時に約１９万人だった。昨年の主催者発表で約５万人、警察の推計でピーク時約９８００人、香港大学民意研究計画の推計で２万６０００～３万３０００人に比べると大幅な増加となった。
今年は逃亡犯条例の改正撤回、林鄭月娥・行政長官の辞任、警察による暴力的鎮圧の徹底調査、デモ隊の起訴中止、独立調査委員会を設置して警察を調査などの要求が掲げられた。
デモ隊はビクトリア公園から立法会議事堂前まで行進する予定だったが、昼過ぎからデモ隊による立法会議事堂への襲撃が発生したため、警察はデモを延期するか、ビクトリア公園での集会で終わらせるか、終着点を湾仔の修頓球場に変更するよう要請。だが民間人権陣線は要請を拒否し、終着点をセントラルの遮打道に変更した。
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