特区政府統計処が８月１９日に発表した２０２１年７月の消費者物価指数（ＣＰＩ）伸び率は前年同月比３・７%上昇した。ＣＰＩ伸び率が上昇した主な原因は、政府が昨年７月に公共住宅の家賃をたて替え、香港房屋協会が一部団地の家賃を３分の２免除したため比較する基数が低かったことによる。また、政府の一過性の措置による影響を除いたＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は１・０％だった。基本物価上昇率が上昇した主な原因は、外食費とテークアウト費用、交通費の上げ幅が拡大したことによる。ＣＰＩ伸び率は項目別では、電気、水道・光熱費が前年同期比１７・８％、交通費が同６・３％、住宅が同５・１％、外食とテークアウトが同３・７％、衣類・履物が同２・１％、食品（外食含まず）が同１・１％、耐久消費財が同１・１％、その他サービスが同０・７％、それぞれ上昇した。一方、その他商品が同３・０％、酒とたばこが同０・４％、それぞれ下降した。
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