全国人民代表大会(全人代)が香港の選挙制度改善を審議することを受け西側諸国では反発が起きているが、国連では70カ国が支持を表明した。3月7日付香港各紙によると、国連人権理事会の会議でベラルーシは70カ国を代表して共同声明を読み上げた。声明では「主権国家の内政に干渉しないことは『国連憲章』の重要な原則で、国際関係の基本ルールである。中国が香港特区で1国2制度を実施することを支持する」「香港版国家安全法の実施後、香港は混乱した情勢から脱却し徐々に安定を取り戻している。香港は中国の不可分の一部で、香港事務は中国の内政であり、外界は干渉すべきでない」と述べ、選挙制度の改善を含むいかなる決定も中国の権利であり責任であると指摘。西側諸国に対し、中国の主権を尊重し香港事務と中国内政への干渉をやめるよう促した。
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