林鄭月娥・行政長官らは2月5日、記者会見を行い、8日から中国本土からの入境者はすべて14日間、強制的に隔離すると発表した。
同日の香港メディアによると、林鄭長官は「予防及控制疾病条例」第599章を運用して付属法例を制定し、本土から入境した香港市民、本土住民、その他の旅客はすべて14日間の検疫を強制的に受けさせると述べた。
新措置は8日未明から施行する意向で、関連法律の制定を進めるほか、影響を受ける市民に今後2日の間に準備させるという。林鄭長官は同措置が厳しいものだと形容し、必要性と緊急の状況がない限り本土から香港に入境する者はおらず、香港市民も気軽に香港から本土に行くことはなくなると指摘した。
さらに啓徳客船ターミナルとオーシャンターミナルの客船ターミナルも閉鎖すると発表した。
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