香港市民が待ち望んでいる中国本土との出入境再開に光が見えてきた。1月2日付香港各紙によると、陳国基・政務長官は1日、SNSで「特区政府は最も早くて今月8日(来週日曜日)に本土との出入境再開の第1段階を実施すべく努力する」と述べた。初期は割り当て制限があり、本土と香港の旅客はともにPCR検査が必要となり、陰性が確保されて初めて出入境できることとなる見込みだ。陳長官は自身が率いる「通関事務協調組」が1分1秒を争って実施案を策定しており、段階的で秩序ある全面的出入境再開を達成すると指摘。当局は同時に中央、広東省、深セン市の関連部門と緊密に連絡を取っていると説明した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。