新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行によってテイクアウト需要が増えたため、ビニール袋の使用量も増えている。8月21日の『香港経済日報』(電子版)によると、ビニール袋の需要増大に対応して香港人のDevanaさんは夫でフランス人のFlavienさんとDistinctive Action を設立し、環境保護ビニール袋のINVISIBLE BAGを売り出した。このビニール袋は白と透明の2種類で、主な素材はポリビニルアルコール、植物デンプン、グリセリン、水となっている。ビニール袋は80度の熱湯に入れてかき混ぜると完全に溶けて乳白色となる。溶けた後は無毒であるため、直接流して捨てることができ、環境にやさしいそうだ。唯一の欠点は水分に敏感であるため、氷水や温水が袋にかかった場合は影響が出るという。すでに一部の小規模店舗ではこのビニール袋が使用されているほか、米国料理レストランMamma Always Saidでは1枚1.6ドルで50枚から販売している。
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