特区政府統計処が10月22日に発表した2021年9月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比1・4%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・0%だった。基本物価上昇率が下降した主な原因は、公共住宅家賃引き上げの影響がなくなったことと、外食費とテークアウト費用の上げ幅が狭まったことによる。CPI伸び率は項目別では、電気、水道・光熱費が前年同期比23・6%、衣類・履物が同8・7%、交通費が同5・4%、外食とテークアウトが同2・8%、耐久消費財が同2・2%、食品(外食含まず)が同1・3%、その他サービスが同0・9%、それぞれ上昇した。一方、その他商品が同2・1%、住宅が同1・4%、酒とたばこが同0・6%、それぞれ下降した。

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