先に発表された施政報告(施政方針演説)では、香港のイノベーション科学技術発展の青写真をさらに実行し、香港が国際イノベーション科学技術センターになるよう促進するため、サイバーポートに「人工知能(AI)スーパーコンピューティングセンター」を設立することも提案している。11月6日付香港各紙によると、サイバーポートの陳細明・主席はインタビューで、政府が人工知能スーパーコンピューティングセンターの設立という重要な任務をサイバーポートに委託した理由を理解していると述べた。設立20年を迎え、イノベーション・テクノロジー業界や関連人材との幅広いつながりを持ち、そのネットワークと豊富な経験により、現在スーパーコンピューティングセンターの準備が順調に進んでおり、来年にはセンターの初期段階が完了、 2025年にプロジェクト全体の設立を完了する。
施政報告でも「新型工業発展弁公室」の設立やマイクロエレクトロニクス研究の推進など、香港のイノベーション科学技術産業の発展を促進するための多くの計画が提案されている。陳主席は、今回の施政報告がイノベーション科学技術分野で提示した計画は、昨年のイノベーション科学技術の青写真を具体化したものであり、開発の方向性を示すことができると述べた。業界の発展を促進すると同時に、「人材と企業の獲得」という政府の戦略が業界の発展と一致していると指摘した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。