香港ドル相場が再び対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限である1米ドル=7.85ドルに触れたため、香港金融管理局(HKMA)は28億6500万ドルの香港ドル買いの市場介入を行った。5月14日付香港各紙によると、HKMAは13日、ニューヨークの取引時間に28億6500万ドルの香港ドル買いと3億6500万米ドルの米ドル売りを実施。これにより銀行間市場の資金流動性を表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は16日に3290億6000万ドルにまで減少する。HKMA12日、3年ぶりに市場介入を行い、2日連続3回目の香港ドル買い介入となる。
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