強制積立年金(MPF)は株式相場の下落を受けて年初から2カ月連続で損失が出ている。3月15日付香港各紙によると、MPFコンサルティングの駿隆強積金顧問は、ウクライナ情勢と米国の利上げの影響を受けて2月のMPFの1人当たりの平均損失額は5723ドル、1~2月では1万3267ドルの損失になったと指摘した。戦争が終結する時期がまだ未知数であるため、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の深刻化も加わって3月にMPFが反発する可能性は低いとみている。

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