世界保健機関(WHO)西太平洋地域麻疹・風疹撲滅調査委員会は5月21日、香港はすでに風疹ウイルスの地元伝播を断ち切る目標を達成したことを確認したと発表した。同日の香港メディアによると、風疹はかつて香港の風土病として感染ケースが時折ピークに達した。風疹は1977年に流行し、その後先天性風疹総合症のケースが増加。香港では78年から風疹のワクチン接種が始まった。90年からは1歳の児童すべてにMMRワクチンを接種し、96年にはMMRワクチンの2回接種を導入し、風疹のケースは大幅に減少した。

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