香港で初めて新型コロナウイルス感染症(COVID―19)変異種ウイルスBA.2.75.2とXBB.1亜系の感染例がそれぞれ1件確認された。10月11日付香港各紙によると、2件とも無症状感染で、BA.5感染例の割合が93%に拡大した。XBB.1亜系の感染例は50歳女性で、10月25日に米国から香港に入境した。XBB.1亜系はオミクロンの分支に属し、伝染性が高いが、現在のところデータは乏しい。このほか香港大学微生物学系講座の袁国勇・教授のチームは、香港大学と北京万泰生物、厦門大学が共同で研究開発したスプレー式新型コロナワクチンが最近、第3期臨床試験の中期主要データ分析を完了したことを明らかにした。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。