李家超・行政長官は8月4日、ウズベキスタンのホジャエフ＝ジャムシド副首相と会談し、双方の関心事項について意見交換を行った。同日の政府新聞公報によると、李長官はホジャエフ＝ジャムシド副首相とその代表団の香港訪問を歓迎。李長官は「香港とウズベキスタンの経済貿易関係は近年着実に発展しており、両地は今後、より多くの協力分野を共同で模索できる。一国二制度の原則の下、香港は国内外の連結性において優位性を誇り、一帯一路構想のプラットフォームとしての役割を積極的に果たしている」と述べた。また李長官はウズベキスタンはインフラ整備が進んでおり、香港の企業と人材はこの分野で豊富な経験を有し、建設技術や資金調達チャネルを提供していると指摘。ウズベキスタン企業に対し、香港の国際化と市場志向のビジネス環境、そして専門サービス分野の人材プールといった香港の優位性を活用し、海外および中国本土市場への進出を通じて相互利益とWin-Winの関係を築くよう促した。
李長官は香港が国際高等教育ハブとなることを目指していることを挙げ、「一帯一路」構想沿線国・地域の学生が香港で学び、優秀な人材を獲得することを奨励するため、「一帯一路奨学金」を設立したと指摘。またウズベキスタンの若者が香港で更なる学習やキャリアを目指すことを歓迎し、両地間の青少年交流と文化交流の強化に努めると述べた。
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