スタンダード・チャータード銀行(香港)は10月2日、外貨両替アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を通じて、日本におけるオクトパスカード(八達通)のQRコード決済対応を開始したと発表した。同日の香港メディアによると、同日よりオクトパスウォレットのユーザーは、オクトパスアプリを利用して日本国内の「PayPay」加盟店で香港ドルで支払いができるようになる。これにより外貨両替の手間が省け、手数料無料、優遇為替レートが適用される。スタンダードチャータード銀行は、このプラットフォームがAPI技術を活用し、リアルタイムのクロスボーダー通貨換算を一括処理することで、企業の外貨リスク管理を支援し、クロスボーダー取引コストと為替変動リスクを効果的に削減し、クロスボーダー取引の効率性を向上させると述べた。

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