香港特区政府衛生防護中心(CHP)は毎日夕刻にチクングニア熱(CF)について最新の感染状況を発表している。政府公報によると新規感染者は、10月2日17時までに1人が確認された。これで今年の感染者は累計24人となったが、いずれも輸入例(香港域外での感染)だ。患者は黄大仙在住の59歳の男性で、9月23~26日に広東省江門市を訪問し、同地で蚊に刺されたと話している。9月30日に発熱と関節痛が現れ、翌10月1日に皮疹が出たためクイーン・エリザベス病院の救急科を受診。入院治療を受け、容体は安定しているとのことだ。血液検査でウイルス陽性が分かったが、この男性と江門市へ同行した1人を含む家庭内接触者3人には症状は出ていないという。

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