香港特区政府衛生防護中心(CHP)はデング熱やチクングニア熱(CF)など蚊が媒介する感染症について最新の感染状況を発表した。政府公報によると、チクングニア熱は11月28日と11月30日にそれぞれ1人新規感染者が確認された。いずれも潜伏期間内に中国本土への渡航歴がある輸入症例(香港域外での感染)だという。
一方、11月20日に感染が確認された63歳の男性と11月23日に確認された49歳の女性はウイルスのゲノム解析の結果、感染源が同一だと分かった。この2人は互いに面識はないが、ともに潜伏期間の活動区域が青衣という共通点があり、先般確認されていたほかの域内感染例とはウイルスのゲノムが異なるという。まだ確認されていない輸入症例が蚊によって伝播して2人が感染したと見られることから、この2人は域内感染と判断された。これで香港域内感染は累計6人に、輸入症例は累計74人となった(11月30日17時時点)。デング熱については、新規感染者は11月21~27日までに1人確認された。潜伏期間中にタイへの渡航歴があることが分かっている。今年はこれまでに累計55人のデング熱感染が確認されたが、いずれも輸入症例だ。
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