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香港―経済

一帯一路フォーラム、次の黄金時代

第9回「一帯一路サミットフォーラム」が9月11日から2日連続で湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催されている。同日の香港メディアによると、李家超・行政長官は開会の挨拶で「習近平・国家主席が11年前に一帯一路構想を提案し、その際に世界中の各層と機会を共有し、広範な協議、共同貢献、利益の共有を行った」と指摘。開放性、グリーン、清廉、高基準、民生の利益と持続的発展が一帯一路構想を構築するための重要な指針で、一帯一路構想は次の黄金時代に移行すると形容した。

李長官は、今年のフォーラムには70カ国・地域余りから6000人近くが参加者し、「一帯一路」沿線の国・地域の80人余りの政治家やビジネスリーダーが含まれていると述べた。李長官は「相互接続され、革新的で環境に優しい新しいシルクロードの構築」は国家政策と一致しており、特区政府は「一帯一路」構想を共同構築するという大きなチャンスを捉え、香港は 「一帯一路」の機能的なプラットフォームとしての役割を果たすよう努めると指摘した。

李長官は香港が「一国二制度」の下で国家からの確固たる支援と長年にわたる国際的なつながりを享受していると述べ、中央政府に感謝の意を表明。香港は国家と世界との間の「スーパーコネクター」であり、「スーパー付加価値都市」であり、世界クラスのインフラとサービスを備えており、重要な役割を果たしていると述べた。近年、多くの中央政府系企業が香港に地域本部を設立することで、香港の専門的サービスの利点を活用し、一帯一路構想に沿った機会を探ることで香港への信頼と支持を十分に体現していると指摘した。今年、香港貿易発展局が多くのASEAN諸国を訪問し、文化や教育などのさまざまな分野をカバーする55件の覚書が締結されたと述べ、将来的にはさらに多くの「一帯一路」諸国に向けて、香港および中国本土との関係を確立した経済体とともに香港のプロモーションを行うことを明らかにした。

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