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香港―経済

中華航空が香港支店の人員削減

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行は世界の航空業界に大きな打撃を与えており、台湾の中華航空(チャイナエアライン)香港支店でも人員削減が行われている。1月11日付香港各紙によると、中華航空は契約満了を間近に控えた香港の従業員の契約を更新しないか、慣れない職場に異動させて自主退職を余儀なくされたり、解雇を通告されたりしていることをメディアに明らかにした。チャイナエアラインは10日、同社の香港支店を今月中に改編して旅客部門の労働力を貨物部門に移管することを確認し、解雇手当は現地の規定を上回っていると説明した。中華航空は他の香港の航空会社と同様に、新型コロナ流行や一般的な観光環境の影響で、香港支店の事業が大幅に縮小している。香港支店は1月、旅客・貨物市場の変化に合わせて、業務体制の強化を図るため、組織再編と人員異動を実施し、一部の人員を貨物部門に配置し、業務縮小に対応した人員のスリム化を図ったという。

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