特区政府創新科技署が管理するイノベーション科学技術の助成金制度「創新及科技基金」の昨年の拠出額が過去最高に達した。１月２４日付香港各紙によると、「創新及科技基金」の昨年の拠出額は約４０億ドルで、２０１７年の約１３億３０００万ドルと比べて約３倍。昨年承認された申請は８９６０件余りで、１７年の約１５００件に比べて約６倍。創新科技署は、新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行による社交距離措置で企業が在宅勤務を実施したり、一部職員に隔離が必要になるなどで香港企業のデジタル化を加速させたと説明している。「創新及科技基金」は現在１７の助成金スキームを運営しており、研究・開発支援、科学技術応用推進、イノベーション科学技術人材育成、科学技術スタートアップ企業支援、イノベーション科学技術文化育成の５つの範疇をカバーしている。
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