特区政府統計処は１０月３１日、２０２５年９月の小売り統計を発表した。９月の小売業総売上高は前年同月比５・９%増の３１３億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同４・８％増だった。一方、２５年８月の小売業総売上高は前年同月比３・９%増、小売業総販売量は同３・４％増に修正した。９月に売上高の増加が目立ったのは、電器および耐久消費財の同３１・３％増、宝飾品・時計・高級贈答品の同９・１％増、医薬品・化粧品の同７・６％増、その他消費財の同６・９％増、衣類の同５・４％減、食品・酒類飲料・たばこの同３・９％増、スーパーマーケット商品の同２・０％増、メガネの同１・５%増、デパート商品の同１・９％増などだった。減少が目立ったのは、家具・固定装置の同１７・３％減、燃料の同１３・４％減、靴・衣料小物の同１０・２％減、書籍・文具・贈答品の同５・３％減、自動車・同部品の同４・１％減、中医薬の同２・４％減などだった。
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