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香港―社会

香港国際空港でフカヒレ密輸を摘発

香港海関(税関)は10月14日、香港国際空港でフカヒレの密輸を摘発した。

10月15日付政府公報によると、当局は14日夜、コンゴからエチオピア経由で香港に到着した旅客の預け入れ荷物の中から乾燥フカヒレを発見。押収されたフカヒレは約27キログラムで、市価2万7000ドルに相当するという。当局は「絶滅危惧動植物保護条例」に違反した容疑で40歳の男性の身柄を確保した。

サメの一部の種は絶滅危惧種に指定されているため、押収したフカヒレについて漁農自然護理署が調査を進めている。香港では絶滅危惧動植物保護条例に違反した場合、1000万ドル以下の罰金及び禁固10年に処せられる。当局では密輸に関する24時間ホットライン(2545ー6182)を設置、市民からの情報を求めている。

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