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香港―経済

22年の航空貨物取扱量は16%減

香港空港管理局(AAHK)は1月16日、香港国際空港の2022年12月の利用統計を発表した。12月の旅客数は前年同月に比べ938・7%増の延べ160万人だった。旅客数が増加したのは検疫緩和によって、香港居民、来港者の空港利用が増えたためだ。中でも東南アジア、日本との往来が目立った。離着陸数は同8・7%増の1万5770便だった。12月の航空貨物取扱量は同26・4%減の35万1000トン。貨物取扱量が減少したのは、世界経済の先行きが不透明なことに加え、地政学的緊張が続いていることと、世界的なコロナショックによるグローバルサプライチェーンへの影響だ。輸出貨物は同33・0%、輸入貨物は同26・0%それぞれ減少した。貨物量全体では、減り幅が目立ったのは東南アジアと北米、欧州向け貨物だった。一方、22年通年の旅客数は前年に比べ318・4%増の延べ570万人だった。離着陸数は同8・7%増の13万8700便。航空貨物取扱量は同16・4%減の420万トンだった。

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