民航処は航空機の乗客が外部リチウム電池充電器（外部充電、パワーバンク）を携帯および使用したことに関連していると疑われる最近の安全事故に懸念を示した。３月２４日の香港メディアによると、民航処は２月、航空業界に対し乗客が機内に持ち込める物品に関する関連規制を厳格に施行するよう注意を促す通達を出したのに続き、３月21日に地元航空会社の代表者と会談し、24日に新たな通達を発行。航空の安全性をさらに強化するため、乗客による外部充電器の持ち込みと使用に関する地元航空会社の要件と規制を更新した。
最新の要件によると、現地航空会社は乗客が機内に持ち込める品目に関する国際民間航空機関の関連規制を遵守する必要があるだけでなく、4月7日からは乗客が外部充電器を使用して他の携帯用電子機器を充電したり、機内で外部充電器を充電したりすることが禁止される。荷物棚に外部充電器を置くこともできなくなる。民航処は市民に対し、疑問がある場合には搭乗前に関係航空会社に最新の規制を確認するよう勧告している。民航処は引き続き関係部署と緊密に連絡を取り合い、上記の新規制の実施を積極的にフォローアップしていくという。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
