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アジア—経済

41%のベトナム企業が変革に着手

10月15日、ホーチミン市で開催された会議において、ベトナム企業の約41%が、業務プロセス、組織構造、労働力、そして顧客体験に重点を置いた変革を開始したことが報告された。この会議はTalentnetによって主催され、「グリーンダイナミクスの促進」をテーマに掲げた。20人以上のグローバルなイノベーション戦略家が、AIやグリーンワークフォース、コラボレーション、報酬に関する講演を行い、2日間にわたるイベントには1,000人以上が参加した。国内外の企業リーダーや人事専門家が出席した。

TalentnetグループのCEO、ティエウ・イェン・チン氏は、過去3年間にベトナム企業の41%が変革を開始したものの、その割合は外国企業の66%に比べ25%ポイント低いと指摘した。しかし、46.1%の企業が変革の進展に満足しており、この数字は世界平均の25%を大きく上回っていることから、ベトナム企業が自信を持って変革に取り組んでいることが明らかになった。さらに、チン氏によると、62.5%の企業が業務プロセスの改善に取り組み、50%が組織構造と労働力の向上、47.9%が顧客体験の改善に注力しているという。

チン氏は、変化の激しい市場環境において企業が変革を最適化するための提言を行い、「効果的な変革戦略は、企業の目的やニーズに基づくべきです。しかし、各企業の目的は異なるため、目的に一貫性を持たせる一方で、アプローチには柔軟性が求められます」と述べた。また、チン氏は、目的が明確になった後は「コミュニケーション(Communicate)」「コラボレーション(Collaborate)」「コミットメント(Commit)」という3つのCを活用することが重要であり、これにより社内で変革の目標を共有し、社内外の協力を促進し、設定された目標に向けた取り組みを継続することができると強調した。

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