11月28日は新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)の新規感染者が84人も確認され、うち1人の感染経路不明な患者は有名イタリアンレストランのシェフであることが分かった。同日の香港メディアによると、特区政府衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任はこの患者について、セントラルにあるミシュラン3つ星レストラン「8 1/2 Otto e Mezzo BOMBANA」のシェフと発表。さらに同店のウエーター1人も初歩的に感染が確認された。同店は営業を停止し、他のスタッフは検疫センターに送られることとなる。同店を訪れた顧客らに強制ウイルス検査を要求するかどうかについて、張主任は「同店に関連した感染例が続出した場合は強制検疫リストに入れる可能性があるが、強制検査には集団感染の証拠が必要」だと述べた。同店の入り口には休業の告知が張られ、再開時期については別途通知するとなっている。

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