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香港―経済

国慶・中秋連休初日に84万人出入境

中国本土で国慶節(建国記念日)から中秋節にかけての8日間にわたる「スーパーゴールデンウィーク」が10月1日に始まった。同日の香港メディアによると、同日午後9時時点で香港の出入境者数は84万1000人を超え、うち48万4000人超が香港への入境者、うち中国本土からの観光客は22万4000人超に達した。最も利用客​​が多かったのはMTR落馬洲支線で、8万8000人超の乗客が利用した。一方、出境者数は35万6000人を超え、うち22万6000人超が香港住民、約7万人が空港から出境した。

香港餐飲連業協会の黄家和・会長は、多くのレストランが国慶節割引を実施し、多くの客を呼び込んだと指摘。中華料理店や喫茶店は通常日に比べて売り上げが増加した。また中国本土から多くの観光客が香港を訪れ、各地を観光した。黄会長は同日の消費市場は比較的活況だと述べ、レストラン全体の売上高は前年同期比10%増の3億5000万ドルに達すると見込んでいるが、まだ新型コロナ流行前の水準には及ばないという。特に国慶節花火大会など様々なイベントの影響で、ビクトリア・ハーバー両岸のホテルや高層レストランの予約が好調だった。連休期間中の売上高は前年比で約10%増加すると予測している。

国慶節花火大会は同日午後8時からビクトリア・ハーバー上空で行われ、警察の推定によると両岸から34万4000人以上が観覧した。花火大会は約23分間続き、牡丹、金色の菊、ジャイアントパンダなどをモチーフにした3万発以上の花火が打ち上げられた。

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