香港サイエンスパークコーポレーション(HKSTP)は10月31日、在香港日本国総領事館、DEFTA Partners、アライアンスフォーラム財団(国連経済社会理事会から特別諮問資格を付与)との共催で日本・香港イノベーション・テクノロジー・フォーラムを開催した。このフォーラムでは、政府、学界、産業界のリーダーが一堂に会し、日本のディープテクノロジー分野と香港のグローバルなイノベーション・テクノロジー・エコシステムとの戦略的な連携を構築した。香港を国際的な足掛かりとして、イノベーションとテクノロジー開発を加速させ、国際的なイノベーション・テクノロジーハブとしての香港の地位をさらに強化することが目的である。
ゲストには、三浦潤・在香港日本国総領事、特区政府創新科技及工業局の張曼莉・副局長、DEFTA Partnersグループ会長兼CEOでHKSTP顧問を務める原丈人・大使、HKSTPの黄秉修CEOらが名を連ねた。そして東京大学の人工知能(AI)の世界的な専門家である松尾豊・教授も参加した。フォーラムのパネルディスカッションでは、日本と香港のイノベーター、科学者、そして産業界のリーダーたちが一堂に会し、人工知能、投資、ビジネスコラボレーション、バイオテクノロジーといったテーマについて意見交換を行い、相互に有益な発展の機会を探った。
日本・香港イノベーション・テクノロジー・フォーラムは、両地域のイノベーション・テクノロジー・エコシステム間の継続的な協力と成果の共有を促進する、将来の協力のための強固な基盤を築くもの。HKSTPは「外資導入、海外進出」戦略を引き続き推進し、香港のスタートアップ企業のグローバル市場への進出を支援するとともに、日本のパートナーとの協力を深め、それぞれの強みを活かし、イノベーションを推進し、活気あるイノベーション・テクノロジー・エコシステムを共同で構築することで、地球規模の課題への対応と持続可能な開発を支援するという。
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