特区政府衛生署は4月21日、香港域内でのデング熱感染で、今年1人目の患者が先ごろ確認されたと発表した。政府公報によると、患者は21歳の男性で潜伏期間中の渡航歴はない。この患者は4月12日に発熱や関節痛、頭痛、皮膚の発疹が現れたため、同16日に大埔のアリス・ホー・ミウリン・ネザーソール・ホスピタルを受診し入院。ウイルス検査でデング熱の陽性結果が出たが、治療を受けて容体は安定しているという。患者は大埔在住で、ランタオ島の道路工事現場で働いている。潜伏期間にあたる3月29日~4月9日に渡航歴はなく、最近勤務地の一帯で蚊に刺されたことがあると話している。同居する家族および同僚に症状は出ていないという。
これで今年のデング熱感染例は累計13件となった。うち域内感染はこのたび確認された1件だけで、ほかはすべて輸入症例(潜伏期間中に渡航歴のある患者)だ。ちなみに2025年通年のデング熱感染例59件はいずれも輸入症例で、域内感染はゼロだった。衛生署は関係各部署と連携して適切な予防・対策を実施。気温が徐々に上昇し、湿度も高まることで蚊の繁殖に適した環境が整うため、香港域内および蚊媒介感染症流行地域への旅行時には、蚊に刺されたり蚊が繁殖したりするのを防ぐための適切な対策を講じ感染症の予防に努めるよう市民に呼び掛けている。(写真・政府新聞処)
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