株式会社サザビーリーグが運営する「Afternoon Tea TEAROOM」が9月28日、尖沙咀の商業施設「K11 MUSEA」にオープンする。

「K11 MUSEA」は香港とアジア地域で「アート」「カルチャー」「リテール」を融合した最新大型商業施設として香港屈指の有力商業施設ディベロッパー「K11グループ」が8月に開業した。施設はおよそ5万平方フィートで10フロアから成り、アパレル、ブランドコスメ、ダイニング、アートスペースなどが入る。1981年創業の「Afternoon Tea TEAROOM」は国内では87店舗展開。海外第一号となる香港店「Afternoon Tea TEAROOM K11 MUSEA」はベージュカラーと淡いグリーンを基調とした柔らかな雰囲気の空間が広がる。

店内は48席。おススメメニューはスイーツ3種と紅茶をセット楽しむアフタヌーンティーセット(168ドル)。8種類あるスイーツから選べるのも長年の人気の秘密だ。オリジナルティも豊富で、シャルドネダージリンティー(68ドル)、アフタヌーンティブレンド(68ドル)、フルーツティ(78ドル)、チャイティ(78ドル)など全10種類。食事はスモークサーモンと半熟のレモンカルボナーラ(パン付き)(138ドル、セット168ドル)、小エビのグリーンクリームソースパスタ(パン付き)(118ドル、セット148ドル)など全7種。セットにはグリーンサラダと好みの紅茶がつく。

また店頭では、アフタヌーンティー独自の「オリジナルブレンド」と産地のお茶を楽しむ「シングルリーブス」、気分に合わせて香りを楽しむ「フレーバード」、カフェインを極力抜いた「ディカフェ」の4カテゴリの厳選した茶葉とともにティカップなども販売する。
サザビーリーグ宣伝部広報課課長の遠藤左保子氏は「K11 Museaのような、最先端の施設のなかで一号店を出店することができたのは大変嬉しく思う。幅広い世代の方に、お茶を通して気持ちが元気になる、ほっとするような非日常的な空間をめざしたい」と話した。香港店では日本で展開しているほぼ同様のメニューを展開し、将来的には香港オリジナルメニューの開発も検討していく。

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