李家超・行政長官は代表団を率いてラオス、カンボジア、ベトナムを含むASEAN3カ国を6日間連続で訪問し、8月2日夜に香港に戻った。3日付香港各紙によると、李長官は2日、ベトナムのホーチミン市での旅程を総括し、6日間で3カ国4都市を訪問し、30以上のイベントに参加し、多くの企業や「一帯一路」プロジェクトを訪問したと述べた。その中には、政府間の交流を強化し、ビジネスネットワークを強化し拡大するという明確な合意が形成されたことも含まれている。「一帯一路」を共同で構築するための強力な合意を確立し、3カ国は香港の地域的な包括的経済連携協定(RCEP)への参加を明確に支持していることを明らかにした。
政府間の交流強化に関して、李長官は香港の行政長官がASEAN3カ国を公式訪問するのは初めてであると述べ、今回の訪問を非常に重視している3カ国の政府首脳に感謝の意を表した。双方は、高官の訪問数を増やし、両地間行事や会議に出席し、より多様な経済・貿易協力活動を推進・組織することで合意。さらに開発と協力の分野における共通の目的達成という観点から、李長官は三国との間で交わした55件の協定と協力覚書の署名が実りある成果であると述べた。
李長官は、香港のRCEP参加の最新状況について聞かれた際、「ASEAN諸国はすべて香港の参加を支持しているが、中国以外にまだ4カ国あり、特区政府は関連問題について継続的に協議している」と述べた。RCEPは新たな加盟国を追加するプロセスについて議論しており、まだ最終決定されていないが、香港の準備は整っていると強調した。李長官は今回の訪問後、これら3カ国に経済貿易事務所を設立するかどうかについて、香港のASEAN進出には大きな発展の可能性があり、検討するつもりだと述べた。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。