ベトナム共産党書記長兼国家主席のトー・ラム氏は、ニューヨークで現地時間9月25日に行われた国連総会の傍らで、Googleの政府関係および公共政策担当副社長のカラン・バティア氏と会談した。ラム氏は、Googleとそのパートナーたちがベトナムで事業を拡大し続けていることは、ベトナムがGoogleグループのサプライチェーン統合と製品市場開拓での重要性が益々高まっていくことを反映していると強調した。ラム氏はまた、米国企業がベトナムで事業を展開するための好条件を約束し、特にGoogleグループには、引き続きサプライヤーがベトナムでの投資と事業活動を拡大しようと呼びかけ、現地企業の能力を向上させ、サプライチェーンに入れられるよう支援するよう求めた。
このほかラム氏はGoogleのAI人材育成に関する協力提案を称賛し、ベトナム国家イノベーションセンター・国内機関・研究所・学校との協力と双方に実質的な利益をもたらせる具体的で実りあるプロジェクトを展開するよう要請した。第4次産業革命がベトナムの経済をあらゆる面で影響している中、サイバーセキュリティは特に重要な分野であるため、ベトナムの指導者はまた、Google集団のサイバーセキュリティに関する提案にも高評価を与えた。
バティア氏は、ベトナムとのパートナーシップに対するGoogleのコミットメントを肯定した。彼によると、Googleのベトナムでの携帯電話および部品製造施設は効率的に稼働していて、今年ホーチミン市にも新事務所が開設された。バティア氏は、Googleの強力分野であってベトナムにも非常に有益となるAI発展分野において、ベトナムとの協力を期待していると述べた。Googleは現在AI関連の協力を促進するため、東南アジア諸国でのトレニンーグを拡大しており、AI開発の促進に関する政策にもアドバイスを提供していると言われている。特にベトナムに対して、AIサービスとクラウドコンピューティングの統合に支援し、サイバーセキュリティの協力を強化するという。

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