株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）は、５月８日から開催されたアジア最大級のグローバル・スタートアップ・カンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2025」（主催：東京都）にMUFGの亀澤代表執行役社長兼グループCEOが登壇し、オープンイノベーション支援に関するMUFGの取り組み姿勢を発信した。スピーチでは、世界の政治・経済・テクノロジーが大きく変化する中、イノベーションと産業創出を促進し経済活性化に繋げるため、民間企業・金融機関として取り組めるオープンイノベーション推進についてスタートアップの企業価値向上をサポートする支援、複数の大企業とスタートアップで新たな産業やバリューチェーンを創出する事業共創、大企業がスタートアップをパートナーとして新たな価値創造に挑む協働の3つの軸で、それぞれMUFGにおける実例を交え紹介した。
MUFGは、数多くの企業と取引するなど、国内外に幅広いネットワークを有している。様々な課題を抱えている企業・産業とスタートアップをつなぐことで産業変革にインパクトをもたらし、オープンイノベーションに金融機関が介在する価値があることを伝した。またMUFGは特にベンチャー・クライアント・モデル（VCM）に着目しており、このモデルに賛同するプレーヤーと共にVCMの日本における実践・普及を推進しオープンイノベーションを加速させていき、金融業界全体で経済成長に貢献する考えも発信した。
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