キャセイパシフィック航空の元CA2人が昨年末に香港に戻った際の隔離期間に規定に違反して外出し食事をしたことで起訴され、11月17日に有罪が確定した。18日付香港各紙によると、東区裁判法院(地裁)で17日に判決が下され、裁判官は「被告2人の外出活動は不必要であるため2人はすべての罪が成立」と説明。衛生主任の指示する条件に従わなかった罪3件で有罪が確定した。衛生署高級医師の証言では、事件発生前にオミクロン流行がすでに香港に拡散しており、初の市中感染ケースとなった望月楼の集団感染は元CAが引き起こした可能性が非常に高いと指摘。被告は航空機クルーの特権を乱用して他人に感染させたことから事件は深刻であると述べた。被告2人に対する量刑は12月1日に下される。
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