香港大学と香港中文大学の最新の共同研究で、バイオNテックの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン「復必泰」はオミクロンに対して保護力が大幅に低下していることが明らかになった。12月13日付香港各紙によると、研究では「復必泰」を接種して1カ月の被験者10人から血液を採取。オミクロンは「復必泰」によって生じる中和抗体能力を97%低下させることを発見し、オミクロンに対して同ワクチンの保護力は顕著に低下することが反映されている。研究チームは科興生物のワクチンについても同様の試験を行っている。

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