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香港―社会

サル12匹、死因は類鼻疽菌感染による敗血症

香港動植物公園で飼育されているサルの病死が相次いでいるが、10月22日までに死んだサルは累計12匹に上ることが分かった。香港メディアによると、最初に死亡が確認されたのは10月13日。この日だけで計8匹(ブラッザモンキー1匹、コモンリスザル1匹、ワタボウシタマリン3匹、シロガオサキ3匹)が死んだのに続き、翌14日朝にはシロガオサキ1匹が死に、その後も続いたという。康楽及文化事務署(LCSD)の話では解剖の結果、先般に死んだ11匹はいずれも類鼻疽菌に感染していたことが確認され、その菌によって敗血症が引き起こされて死んだものとみられている。13日から隔離治療を受けていたものの10月22日に死んだ12匹目のサル(ブラッザモンキー)も解剖時に関連器官の組織から類似した病変が見つかったことから、現在病理学的な診断と検査を行っている。園内では目下、78匹の動物が飼育されているが、健康状態は正常とのこと。ただし、慎重を期して飼育員は防護服などの保護装備を着用して作業にあたり、健康状態に留意するという。

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