新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が1年以上続いていることからショッピングモールの来場者数が大幅に減少し、売り上げが大幅に減少している。1月11日付香港各紙によると、地元のスタートアップ企業がこのほどロボットを操作するためのクラウドプラットフォームを開発した。これはロボットを媒介して「モバイル広告プラットフォーム」として使用することで潜在的顧客の消費を刺激したり、顧客の質問に答えるカスタマーサービス担当者として機能するもの。ロハスパークのショッピングモールでは新たにセキュリティーロボットを導入し、人に代わって巡回サービスを行う予定だ。セキュリティーロボットは大きな画面を付けた白いロボットで、モール内の様々な店舗の広告が表示されている。地元のテクノロジースタートアップ企業であるメリーランド・リミテッドが開発したモバイル広告ロボットは昨年12月中旬にオリンピアシティモールに導入され、多くの顧客を獲得している。蔡毅誠・最高経営責任者(CEO)は「若い人たちがロボットに興味を持つことは予想されていたが、年配の顧客も興味を持つとは思っていなかった」と語った。
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