恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・デベロップメント)はこのほど、セントラル美利道の商業物件開発プロジェクトの設計と詳細を発表した。9月25日付香港各紙によると、プロジェクトの設計は建築女王とよばれるZaha Hadid建築事務所によるもので、36階建てのオフィスビルを建設する。コンセプトは都会のオアシスを軸とし、遮打花園に連接する弧形ガラス張りのデザイン。香港の市花であるハナズオウのつぼみが都会の真ん中に出現したようなイメージで、セントラルの新たなランドマークとなる見込みだ。ヘンダーソンは2017年に232億8000万ドルで同プロジェクトを落札。1平方フィート当たり5万ドルで、香港で最高価格となった。中国銀行(香港)本店ビルの向かいという金融街の中核地点に位置し、周辺の各施設へのアクセスルートも設けられる。

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