特区政府が先に発注したバイオNテックの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン「復必泰」第1陣の残りが3月7日に香港に到着した。同日の香港メディアによると、政府は750万本の復必泰ワクチンを調達し、第1陣のうち58万5000本は2月末にドイツから香港に到着した。7日に到着した第1陣の残りのワクチン75万8000本を合わせると計134万3000本が香港に到着したことになる。先にイタリア政府が初めて欧州連合(EU)のワクチン輸出管理規定を引用し、ワクチンがオーストラリアに輸送されることを阻止した。オーストラリアは新型コロナ流行が深刻な地域ではないことを理由としている。このため香港へのワクチン供給にも影響するかどうかが注視されている。
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