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香港―社会

パリ五輪、香港選手が史上3人目の快挙も

先ごろ閉幕したパリ五輪において4つの競技で合わせて4個のメダル(金2個、銅2個)を獲得するなど好成績を残した香港代表団に対し行政長官は8月11日、その活躍を讃えるとともに香港市民や各界のアスリートへのサポートに感謝の意を示した。香港メディアによると、フェンシング男子フルーレ個人で張家朗選手が、フェンシング女子エペ個人で江旻憓選手がそれぞれ金メダルを獲得した。香港代表が1大会で2個の金メダルを獲得したのは史上初のことだ。張選手は東京大会に続いての2連覇となったが、過去にこの種目で2度優勝したことのある選手はイタリアのネド・ナジ選手(1912年ストックホルム大会、1920年アントワープ大会)とフランスのクリスティアン・ドオリオア選手(1952年ヘルシンキ大会、1956年メルボルン大会)の2人だけで、張選手は史上3人目の快挙となった。

また、江選手は1997年の香港特別行政区成立以降では初めて五輪で金メダルを獲得した女子選手となった。一方、東京大会の銀メダリストである女子競泳の何詩● (英名:Siobhan Bernadette Haughey )選手は200メートルと100メートルの自由形でいずれも3位となり銅メダルを獲得した。何選手が五輪の個人種目で獲得したメダルはこれで計4個となり、夏のオリンピックで獲得したメダル数が最も多い香港選手となった。【●=くさかんむりに倍】

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