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中国―経済

ブラザー、天津に機械ショールーム

ブラザー工業株式会社の子会社である兄弟機械商業(上海)有限公司は、中華人民共和国の天津市に、中国国内では6カ所目となる、ショールームを併設する工作機械のテクノロジーセンターを新設した。今後は、工作機械の営業活動に加え、展示や実演、各種セミナーの開催、テスト加工、サービスサポート活動などを行う拠点として活用していく。ブラザーは、工作機械の営業活動や各種セミナー、サービスサポート活動を行い、ショールームも併設する拠点を、テクノロジーセンターの名称で国内に6カ所、海外に11カ所設置している。中国におけるテクノロジーセンターは、上海市、東莞市、重慶市、寧波市、南京市に続き6カ所目となる。

天津市においては、2023年に営業所を開設し、その周辺地域への営業活動を強化してきた。特に、中国北部に位置する華北地域は、自動車産業を中心とした製造業が盛んであり、金属の切削加工が可能な工作機械の需要が高い地域。これらの需要に対応するため、従来の営業拠点の機能を拡充し、実機を用いた製品提案を行うことのできる、ショールームを備えたテクノロジーセンターを新設した。施設内にはSPEEDIO(スピーディオ)シリーズの「M300Xd1-RD」「S700Zd1」「W1000Zd2」の3機種を展示しており、部品を持ち込み、テスト加工を行うこともできる。今後は同施設を活用して、サービスサポート活動を強化するほか、各種セミナーの開催、実加工・試切削の実施を通じて、お客様にブラザーの工作機械の高い生産性を知っていただくための取り組みを推進していくという。

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